- Season 1 Episode #6 -
夜の田舎道を車でドライブする若い女性。前方に人が倒れているのを見つけて車を停めると、それはただの人形だった。いやな予感を感じて彼女は車に戻るが、すでに何者かが車に忍び寄っていた・・・。
ブレコン・ビーコンズ国立公園で5ヶ月間に17人の行方不明者が出ているという報告を受け、チームは調査に出かけた。キャンプのため薪を探していたオーウェンとグウェンはフードをかぶった人影を見かけてその後を追う。彼らはそこで皮を剥がれ内臓を抜かれた死体を見つける。チームが死体の検分をしている間にSUVが何者かに盗まれた。GPSで車の跡をたどったイアントはそれが近くの村にあることを突き止める。ジャックは死体が彼らをおびき寄せるための罠だと見抜き、村に近づくと二手に分かれて調査をはじめる。
ジャック、グウェン、オーウェンの三人は手近のパブと民家をチェックした。そこで彼らは森の死体と同じように皮を剥がれた死体を見つける。いっぽう、トシコとイアントはGPSの信号を頼りにSUVを追って村はずれの大きな建物にやってきた。イアントがSUVの信号を追っているうちにトシコの姿が消えてしまう。彼女を探すイアントをフード姿の人影が襲った。
グウェンは民家に立てこもっていた青年にショットガンで撃たれ、負傷した。オーウェンが怪我の手当てをする間、ジャックはキアランと名乗った青年に何が起こったのかたずねる。彼は何者かがが自分を探しに来ることを恐れており、バリケードをつくって立てこもるしかないと主張する。オーウェンはトシコとイアントを探しに行くべきだと主張するが、ジャックは待機することに決める。パブで篭城の準備をしていると突然明かりが消え、何者かが地下室や扉から侵入を試みる。闇に紛れてキアランが連れ去られ、オーウェンとイアントは捜索に出る。
トシコとイアントはどこかの地下室で目覚めた。そこには古い衣服や靴があふれ、解体された人間の死体を詰め込んだ冷蔵庫があった。トシコは誰かが人間を食料にしているのだと気づく。彼らが扉をこじ開けようとしているとライフルをもった女性が現れる。彼女はヘレンと名乗り、10年に一度の「収穫祭」に備えるのだと言って二人を地下室から連れ出した。
ジャックはパブの地下室で彼らを襲おうとした男を捕らえる。彼は男を脅して村で何が起こっているのか尋問する。いっぽう、グウェンとオーウェンはヒューと名乗る若い警官に出会った。彼はその夜のタウン・ミーティングに出席する予定だと話し、二人はヒューに同行することにする。
ヘレンはトシコとイアントを解体中の死体でいっぱいのキッチンに連れて行く。そこにはリーダー格の男、エヴァンと捕らえられたキアランもいた。この村では10年に一度、収穫祭と称して人肉食を行う習慣があるのだった。イアントは身を挺してトシコを逃がすが、エヴァンに再び捕らえられる。エヴァンが彼女を絞殺しようとしているところにオーウェンとグウェンが現れ、エヴァンを取り押さえた。ヒューに彼を逮捕するように言うが、彼は実はエヴァンの甥で、二人は逆に武装解除されてしまう。
三人はイアントとキアランが捕らえられている家に連れて行かれる。そこには村人たちが「収穫祭」を祝うために集まっていた。エヴァンがイアントの喉を切り裂こうと肉切り包丁を構えたとき、ジャックがトラクターで突っ込んでくる。彼はショットガンと拳銃で村人たちを撃ち、無力化した。グウェンはエヴァンを尋問し、彼らの動機を探るが、エヴァンはそれが彼らを「ハッピー」にするからだとグウェンを嘲笑するだけだった。
生き残った村人たちは警察に逮捕された。カーディフに戻ったあと、グウェンはオーウェンと一夜をすごす。トーチウッドでの経験を分かち合える相手は彼だけなのだった。