- Season 2 Episode #1 -
トーチウッドに追跡されたエイリアンが一般の民家に逃げ込む。人質を傷つけることを恐れてチームのメンバーが手をこまねいていると銃声とともにエイリアンの頭部が吹き飛ばされた。キャプテン・ジャックが戻ってきたのだ。エイリアンの死体を回収して「ハブ」に戻ったメンバーにジャックは不在の間なにをしていたか語らなかった。
立体駐車場で死体が見つかり、時空の裂け目からのエネルギー漏出があったことが検知される。ジャックが手首につけているヴォルテックス・マニピュレーターにホログラムのメッセージが届き、ジャックはその人物に会うために出かけていく。
ジャックを呼び出したのはキャプテン・ジョン・ハート、かつてジャックがタイム・エージェントにいたころのパートナーだった。駐車場に死体を残したのは彼だった。再会した二人が挨拶がわりに殴り合ったあと、ジョンはジャックにタイムエージェントが解散されたと告げる。彼はそのあといくつかのリハビリ・プログラムに参加していたのだという。チームが合流するとジャックは彼らにジョンを紹介し、一緒に「ハブ」に戻った。ジョンはカーディフに三つの放射性クラスター爆弾がばら撒かれてしまったと話し、おおよその場所はわかっているのでそれを探す手助けをしてほしいと頼む。
チームは三手に分かれてジョンが説明した円筒形の容器を探すことにした。ジャックとイアントはあるビルの最上階オフィスを、オーウェンとトシコは倉庫 を、そしてグウェンとジョンは波止場を担当した。
だがやがて、ジョンの目的は彼が話したとおりではないことが明らかになる。最初の容器を見つけたジョンはグウェンを麻痺させてコンテナに閉じ込め、オーウェンとトシコのもとに行くと今度はオーウェンを撃って二つ目の容器を奪った。オフィスビルに向かったジョンはイアントに他のメンバーが負傷したことを教えて彼を追い払う。最後に彼はジャックと対峙するが、ジャックはすでに爆弾が作り話だと見抜いていた。彼は容器をビルの屋上から投げ捨て、ジョンは仕返しに彼を突き落とす。
一方、トシコとオーウェンはグウェンを探して波止場に行き、コンテナの中から彼女を助け出した。
最後の容器も回収したジョンは「ハブ」に戻り、死体安置所にあったエイリアンの死体からピラミッド形の物体を取り出した。そこに蘇生したジャックを含めたチームのメンバーが戻ってきてジョンを取り押さえる。ジョンは円筒形の容器の中身は爆弾ではなく、もとの愛人から盗んだ「アルカディアのダイヤモンド」の場所を知らせる装置だと白状した。
だがそれを起動させると女性のホログラムが現れ、自分を殺したジョンを告発する。ダイアモンドの話は自分の死後ジョンに復讐するための罠だった。皮肉なことにその装置は本物爆弾で、ジョンのDNAに反応して彼の体に取り付き、カウントダウンをはじめた。
ジョンはジャックに解除方法を探してくれと頼むが拒まれ、グウェンと自分を手錠でつないで鍵を飲み込んでしまう。否応なしに解決策を考えざるを得なくなったチームから逃げてジョンはグウェンとともに立体駐車場へ。グウェンはジョンもろとも時空の裂け目に身を投じて爆発から町を守ろうと考えるが、オーウェンがDNAを偽装できる方法を考えて無事に爆弾を解除することができた。
ジョンはグウェンを開放してどこへともなく去っていくが、消える直前にジャックに「グレイは生きている」と告げる。ジャックは目に見えて動揺するが、チームには仕事に戻るよう命じるだけだった。