- Season 2 Episode #7 -
マーサ・ジョーンズが「ハブ」でオーウェンの検死解剖の準備をしていると、ジャックはしばらく待つように頼んで出かけていく。彼が向かった先には占い 師の少女が。彼女はタロット占いでジャックが探しているものの場所を教えるが、ジャックが去ったあと彼女の手には死神のカードが残っていた。
ジャックはウィーヴィルの棲家となっている教会の廃墟でスージーが使っていた「レザレクション・グローブ」と対になる篭手を見つけて持ち帰る。グウェンは前回スージーに使ったときに何があったか思い出して反対するが、ジャックはオーウェンに別れを告げるための2分がほしいと彼を復活させる。だがオーウェンの復活は二分間ではとどまらず、そのまま意識を保っていた。スージーの復活とは異なりオーウェンがジャックのエネルギーを奪っている形跡はなかったが、出所不明なエネルギーが記録されていた。
復活したオーウェンは安全が確認できるまでチームからはずされた。彼は一人でいるときに意識を失いエイリアンの言葉をつぶやく。手持ち無沙汰なオーウェンは夜の町に出かけるが、死体となった彼は食欲も性欲も満たせないことを知る。喧嘩沙汰を起こして留置所に入れられたオーウェンを迎えに来たのはジャックだった。「ハブ」に戻る途中で二人はウィーヴィルの群れに遭遇するが、ウィーヴィルは彼らに危害を加えるどころかオーウェンの前に跪き、オーウェンは未知の言葉で彼らに話しかけた。
分析の結果、オーウェンの細胞は変換しつつあり、それが完了したときになにかが起こるようだとわかった。篭手を見つけた教会に残された伝説では、ある死者が復活したあとに「死」が現れ、現世にとどまるために13人の犠牲者を捜し求めたが最後に「徳(Faith)」が「死」を止めたとなっていた。同じことが起こるのを恐れたオーウェンは防腐剤を注入して自分の細胞の変換を止めるようマーサに頼む。だがマーサが作業している途中でレザレクション・グローブがマーサを襲い、彼女から若さとエネルギーを奪いとってしまう。オーウェンは篭手を破壊しようとするがその直前に細胞の変換が完了し、現れた「死」はジャックを殺して逃げのびる。
再生したジャックはマーサを治療のために病院に連れて行く。そこに「死」が現れ、チームは病院から人々を避難させるが12人の犠牲者が出てしまう。そのころ、イアントは過去の資料から「死」をとめたのは「徳」ではなくFaithという名の少女で、彼女こそレザレクション・グローブで復活した死者だったとつきとめる。「死」に打ち勝てるのは死にようのない死者だけなのだった。それを聞いたオーウェンは13人目の犠牲者として追い詰められた少年を助けてトシコに託し、自ら「死」に立ち向かう。彼は死者のエネルギーと力を奪って暗黒に追いやった。それと同時にマーサももとの姿に戻る。
「ハブ」に戻ってオーウェンの診察をしたマーサは、彼に流れ込んでいたエネルギーは薄れつつあり、いつまで今の状態を維持できるかはわからないと診断し た。オーウェンは仕事に戻りたいと頼み、ジャックはそれを許可する。