- Children of Earth: "Day Two" -
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かろうじて爆発に巻き込まれずに脱出したグウェンとイアントだったが、現場に到着したのは救助隊を装った暗殺者たちだった。彼らの一人を尋問したグウェンは暗殺命令が政府のどこかから出されたことを知る。彼女はフラットに戻ってリースを連れ出し、すんでのところでフラットまで追ってきたエージェント・ジョンソンの手を逃れた。
自宅にいたフロビシャーはエイリアン456からのメッセージの解読を終えたデッカーの訪問を受ける。メッセージの内容は設計図と一連の指示書だった。
翌朝、フロビシャーは首相と面会し、エイリアンの指示に従って作業を始めたことを報告する。彼らからの指示を受けたのはイギリスだけだった。彼らの"We are coming back"というメッセージは、人々に彼らが以前来たのはいつだったのかという疑問をもたらした。フロビシャーは、秘密をいつまで隠しおおせるだろうかと不安を口にする。
コンピュータも携帯電話も使えず、協力者たちの連絡先がわからないグウェンは直接ロンドンに行く決心をする。銀行口座が凍結され逃走資金もままならない状況で、二人はロンドンに向かうトラックの荷台に忍び込んだ。イアントは現場近くにとどまり、爆発でばらばらになったジャックの死体の残骸を運び去るバンのナンバーをチェックした。姉のリアノンの家にも監視がついていたが、彼がいま頼れるのは彼女しかいない。リアノンの家族や近所の人々の協力もあって彼は二人しか知らない場所でリアノンと落ち合い、ラップトップ・コンピュータと車を手に入れる。
フロビシャーのオフィスでなり続ける電話に対応していたロイスは彼に命じられて一緒にテムズ・ハウス(MI5のHQ)に向かう。その途上、フロビシャーはジョンソンからジャックらしき遺体の一部を発見したという連絡を受けた。ハークネスという名前にロイスは前日のジャックからの電話を思い出し、フロビシャーに彼とコンタクトできたか尋ねるが、フロビシャーはジャック・ハークネスは爆発で死んだと告げた。テムズ・ハウスの最上階で進行中の工事を垣間見たロイスは不審を募らせる。
ジャックの死体は政府の秘密収容所に運ばれていた。腕と肩、頭の一部しか回収できなかったために遺体袋はほとんど空だったが、監視カメラでチェックしたジョンソンはその袋が徐々に膨らみ始めたのに気づく。遺体袋を開けると、そこには組織を再生させつつあるジャックがいた。彼女はジャックを死体袋から出して壁につなぐよう命じ、フロビシャーにジャックが再生したことを報告した。
そのころ、エイリアンがまた子供たちを通じて次のメッセージを送ってきた。"We are coming tomorrow"と。
オフィスで再び電話に対応していたロイスはグウェン・クーパーからの電話を受ける。トーチウッドの極秘資料で彼らが何者か知ったロイスはフロビシャーのトーチウッドに対する態度に不審を抱いていた。彼女はフロビシャーに会わせると約束して自分でグウェンに会いに行く。フロビシャーを信用していたグウェンはロイスが現れたことに警戒するが、ロイスはフロビシャーこそジャックらの暗殺命令を出した本人だと告げる。そしてフロビシャーがテムズハウスの最上階になにかの装置を建造させていることや、ジャックがいる収容所とそこへの侵入方法を教えた。
爆殺からも蘇生したジャックを殺すことを諦めたジョンソンが最後に選んだ手段は彼をコンクリート詰めにすることだった。バンのナンバーからジャックの居場所を突き止めていたイアントは近くの丘から双眼鏡でなす術もなくその模様を見守っていた。
リースとグウェンは収容所のモルグからルペシュ医師の遺体を引き取りに行く葬儀屋の車を襲い、彼になりすまして施設に入り込む。モルグまで案内した兵士を倒したグウェンは監視カメラをオフにしてジャックを探すが、見つけたのはコンクリートで固められた独房だった。そこにジョンソンが現れ降伏するよう命じるが、イアントがフォークリフトで外壁ごとジャックが封じ込まれたコンクリート塊を強奪し、グウェンとリースはイアントに合流して逃走した。イアントは崖からコンクリート塊を落として割り、無事にジャックを救出する。
フロビシャーはエイリアン456の指示でテムズハウスに作らせた大きなガラス張りのタンクを首相に見せていた。そこに注入するよう指示された混合ガスは人間にとっては毒になる組成だった。彼らはこのタンクが、エイリアン456にとっても大使館のようなものではないかと想像する。だが、どうやってそこに来るのか、それは見当もつかなかった。